Bリーグでは、17歳で試合出場の経験がある、熊谷ジェイコブス晶(くまがや・ジェイコブス・あきら)選手。
バスケットボール・ワールドカップ直前合宿やパリ五輪前の強化合宿にも招集され、今後の活躍が期待される若手選手です。
今回は、ジェイコブス晶選手の今までの生い立ちからバスケ歴、家族について詳しく見ていきましょう!
✓ 父や母はどんな人?家族構成は?
✓ 生い立ち~今のバスケ歴・出身学校について
もくじ
ジェイコブス晶(身長・ポディション)プロフィール
引用:X
名前 | 熊谷ジェイコブス晶 (くまがい・じぇいこぶす・あきら) |
生年月日 | 2004年4月13日 |
年齢 | 20 歳(2024年6月現在) |
身長 | 203 cm |
体重 | 83 kg |
出身地 | 神奈川県 横須賀市 |
ポジション | SF |
経歴 | 横浜ビー・コルセアーズ ⇒オーストラリアNBAグローバルアカデミー ⇒ハワイ大学 |
≪2024年6月更新≫
ジェイコブス晶の応募内容が嘘だと思った
引用:X
2020年、17歳の頃に来日して、横浜ビー・コルセアーズU-18のトライアウトに応募。
Webにて、自分で応募したそうです。
2メートルのポイントガードで活躍している選手は、日本ではあまりいないため、
応募内容も怪しまれたそうですが、無事に合格。
横浜ビー・コルセアーズU-18の練習に夕方参加して、午前中は、トップリーグ選手と一緒に練習ができる環境に身を置きました。
短期間での練習で、メキメキ成長を遂げたジェイコブス晶選手は、翌年には特別指定選手に登録。
ジェイコブス晶はハワイ大学へ
Happy Birthday @Akira_Kumagai4 ‼️#ManaOhana #BirthdayBow 🥳🌈 pic.twitter.com/aQlcJljIFm
— HAWAII BASKETBALL (@HawaiiMBB) April 13, 2024
オーストラリアNBAグローバルアカデミーを経て、NCAA(全米体育協会)1部のハワイ大学に進学しています。
ハワイ大学では、2023-24レギュラーシーズンで28試合に出場。
- 平均6.7分で2.4得点、1.0リバウンド
- フィールドゴール成功率40%(60本中24本)
- スリーポイント成功率は34.8%(46本中16本)
- フリースローは今シーズン4本すべて成功
- 8分未満のプレーでシーズン最高の8得点
という好成績を残しています。
得点力も高く、身長が高くて速く動ける姿は、馬場雄大選手に似ていると言われています。
ジェイコブス晶の家族構成!国籍は?
ジェイコブス晶選手は、アメリカ人の父親・日本人の母親・姉・妹の5人家族のようです。
母親は、横浜出身のキョウコ・ジェイコブスさん。
父親がアメリカ人で、ジェイコブス晶選手はハーフです。
国籍は日本になっているため、日本代表選手でも呼ばれているんですね。
神奈川県 横須賀市が出身地なので、父親は横須賀基地の米軍関係者かもしれませんね。
ジェイコブス晶の生い立ち~高校・大学について
ジェイコブス晶の生い立ち
ジェイコブス晶選手は、日本で生まれていますが、
生後間もなくアメリカ・ロサンゼルスに引っ越しをしています。
高校生までは、ロサンゼルスに住んでいたそうです。
夏は毎年、祖母がいる、神奈川県横浜市戸塚区南舞岡に帰省。
アメリカに住んでいる期間が長いですが、日本語でも話ができるため、
母親や祖母とは日本語で話をしているのでしょう。
バスケを始めたのは、4歳頃。
バスケットボール好きな母親の影響で、小学校・中学校時代は、ユースチームに所属していたそうです。
ジェイコブス晶の出身高校
高校時代にプレーしたチームは、南カリフォルニアのレドンド ユニオン高校とダイマリー高校。
ダイマリー高校では、LAシティセクション年間最優秀選手に選ばれています。
その後、コロナ渦で町はロックダウン。
ジェイコブス晶選手はバスケットボールができる環境を求めて、日本に帰国しました。
日本では、東京インターハイスクール(通信高校)の単位を取得し、
祖母の家から通える横浜ビー・コルセアーズU-18に所属。
横浜ビー・コルセアーズ特別指定選手にもなり、さらに成長しています。
身長も当時は、200cmでしたが、大学のプロフィールでは203cmになっています。
まだ、身長も伸び続けているのは驚きですね。
ジェイコブス晶グローバルアカデミーへ
その後ジェイコブス晶選手は、オーストラリアNBA養成所グローバルアカデミーに合格。
世界的にも実力ある選手しか入れない狭き門です。
その中で、NBA アカデミーの全日程に参加するなど、日本人初の快挙を達成しています。
ジェイコブス晶選手が「バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジア 2022」に参加した際には、
「パトリック・バウマン・スポーツマンシップ賞」を受賞。
この賞は仲間を助けたり声を掛けたり、献身的にチームを支えることができる選手に贈られる賞です。
プレーだけでなく、周囲の人たちへの配慮も忘れていませんね。
2021年応援ありがとうございました。今年を人生最高の年にしてくれた皆さんに感謝しています!2022年もよろしくお願いします。 pic.twitter.com/K6HfuhouJN
— ジェイコブス晶/Akira Jacobs (@Akira_Kumagai4) December 31, 2021
また、NBAアシスタントコーチのダミアン・コッター氏は、以下のコメントをしています。
「良い仕事をしたもう一つの国は日本だ。アキラ(ジェイコブス)とタイガ(岡田)を見れば、彼らの国にとってエキサイティングなことだとわかる」とコッターは語った。(翻訳)
日本選手が世界に認められてきていますね。
前述したとおり、グローバルアカデミーでさらに成長を遂げたジェイコブス晶選手。
ハワイ大学進学後の成績にも、今後注目していきましょう!
まとめ:ジェイコブス晶選手について
ジェイコブス晶選手について、詳しく紹介しました。
✔ アメリカ人の父・日本人の母がいる
✔ 国籍は日本
✔ 横浜市で生まれ、アメリカで育つ
✔ アメリカの高校を辞め、祖母を頼って、帰国
✔ 現在は、ハワイ大学へ進学
日本からNCAA(全米体育協会)1部のハワイ大学へ進学したのは、ジェイコブス晶選手と、
スラムダンク奨学金16期生の伊久江ロイ選手と2人。
バスケットボール日本代表の将来のキーマンになることは確実ですね。