パリ五輪・近代五種で銀メダルを獲得した、佐藤大宗(さとう・たいしゅう)選手。
近代五種競技は、馬術、フェンシング、水泳、射撃、ランニングの5種目あり、様々なスキルで順位を競います。
しかも、すべて一日でこなす競技です。
体力、技術、精神力が超人的ですよね。
そんな、彼の職業は、自衛隊で、階級は、海上自衛隊隊員2等海曹です。
海上自衛隊員として活躍している傍ら、近代五種競技のトレーニング、国際大会出場を果たしています。
今回は、佐藤大宗 選手の今までの経歴やご家族について調査していきます!
- 海上自衛隊に所属している理由は?
- 今までの経歴・学歴について
- 佐藤大宗 選手の家族は?結婚してる?
もくじ
佐藤大宗(近代五種)のプロフィール
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名前 | 佐藤 大宗 (さとう・たいしゅう) |
生年月日 | 1993年10月20日 |
年齢 | 30 歳(2024年8月現在) |
身長 | 174 cm |
体重 | 62 kg |
出身地 | 青森県 青森市 |
競技 | 近代五種競技 |
所属 | 自衛隊体育学校 |
職業 | 自衛官 2等海曹 (2024年8月現在) |
経歴 | 青森山田中学校(水泳部) ⇒青森山田高等学校(水泳部) ⇒自衛隊体育学校 |
≪2024年8月作成≫
佐藤大宗 選手は、青森市生まれです。
高校を卒業後は、2012年に自衛隊に入隊。
護衛艦での研修は2カ月間ありましたが、毎日船酔いに苦しんだそうです。
兄からの勧めで、難関と言われる、自衛隊体育学校の入試テストに挑戦。
経験があったのは、水泳だけで他の競技はゼロからのスタートだったそうです。
半年の訓練を経て、晴れて自衛隊体育学校の一員となりました。
その後、近代五種競技へのトレーニングに本格的に打ち込みます。
佐藤大宗(近代五種)自衛隊に入隊した理由は?
佐藤大宗 選手は、得意だった水泳を活かせる仕事をしたい、と考え、1つ年上の兄と自衛隊に入隊しました。
青森山田高校の卒業後の進路は、陸上自衛隊や青森県警も多いようです。
元々、公務員職で、海上自衛隊が希望だったのでしょう。
同じころに入隊した兄は、ドラマ「海猿」に憧れて入隊したそうなので、
同じような憧れがあったのかもしれませんね。
佐藤大宗(近代五種)は2等海曹
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自衛隊には階級があり、全部で16階級定められています。
自衛隊の8割ほどが、「曹」「士」と呼ばれる階級のようです。
佐藤大宗 選手は、海上自衛隊の2等海曹です。
自衛隊体育学校に所属しているオリンピック出場選手は、10~20代の選手が多いため、
1~3の陸・海・空曹に所属している選手が多いです。
佐藤大宗の出身校(小学校・中学校・高校)エピソード
小学時代は、少林寺拳法が強かった
佐藤大宗 選手は、幼少期、少林寺拳法に打ち込んでいました。
実力も高く県大会で優勝するほど。
護身術が得意で、近代五種の競技には、直接結びつきはないように見えますよね。
…とはいえ、相手の動きを先読みしたり、巧妙な駆け引きで勝敗が決まる、
フェンシングでは、応用できたそうです。
中学・高校は青森山田へ
佐藤大宗 選手は、青森山田中学、高校に進学しています。
バドミントンの志田千陽選手と同じですね。
青森山田と言うと、サッカーや柔道の強豪学校で、スポーツが盛んな学校です。
佐藤大宗 選手は水泳部に入り、東北大会では、平泳ぎで全国大会に出場しました。
少林寺拳法だけでなく、水泳でも記録に残る結果を残していますので、
もともとスポーツ万能選手だったことが分かります。
高校卒業後は、大学には進学せずに自衛隊に入隊しました。
佐藤大宗が銀メダルを獲った近代五種とは?
佐藤大宗 選手は、水泳での成績が評価され、自衛隊体育学校の近代五種の選手に抜擢されます。
馬術・射撃・フェンシングはゼロからスタート
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近代五種競技とは、一人の選手が、射撃とランニング(レーザーラン)、フェンシング、水泳、馬術の5種目を全てこなします。
国内競技者は約50人ほど。
ほとんど、警察関係、自衛隊関係の人が多い競技だそうです。
練習できる施設や訓練のための設備等を考慮すると、自衛隊関係者だというのも分かりますね。
佐藤大宗 選手は射撃、フェンシング、馬術は自衛隊体育学校に所属後、訓練がスタート。
とくに、大変だったのは射撃だったそうです。
的を外すと、イライラしてしまい、良い成績に結び付きませんでした。
一年目は、競技の過酷さから疲労骨折をし「やめたい」と思うことも、よくあったそうです。
また、東京オリンピック前に、右脚を負傷。
その時に始めたメンタルトレーニングが、精神的な成長に繋がったそうです。
近代五種の競技順番
メンタル面が大きく向上し、国際大会でも結果が出始めた佐藤大宗 選手。
近代五種の競技の順番は、フェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃、ランニング)の順番で行われます。
フェンシングは攻撃的なイメージですが、実は相手の突くタイミングを考えたりする頭脳派スポーツです。
頭脳派スポーツ後に、体力が試される水泳、そして技術力が求められる馬術、
最後に集中力が必要な射撃&ランニングという順番。
メンタル力が相当高くないと、やり切ることができないようなスポーツです。
ですから、近代五種は「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれているんですね。
佐藤大宗は結婚して子ども何人?
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佐藤大宗 選手は2019年に結婚しており、約3つ年上の妻と子どもが2人いるそうです。
妻:こずえさん
長女:きほちゃん(2022年3月生まれ)
長男:10カ月
妻は一般人で、詳しい馴れ初めや顔画像は、非公開のようです。
プライベートも充実している様子をInstagramで公表しています。
佐藤大宗 選手は手料理もふるまえる、2児のパパさんです。
家族の前では育メンパパに変身するのでしょう。
まとめ
佐藤大宗 選手の経歴や学歴、家族について紹介しました。
✔海上自衛隊に所属している理由は、水泳を活かした職業を選択
✔自衛隊の階級は、2等海曹
✔フェンシング、馬術、射撃の競技を始めたのは、19歳から
✔佐藤大宗 選手は結婚していて、2人お子様がいる
近代五種競技で日本人初の銀メダルを獲得した佐藤大宗 選手。
歴史が長い競技でありながらも、日本ではメダルを獲得できていない競技でした。
佐藤大宗 選手の偉業は、今後の競技発展への第一歩になりますね。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!