石川優衣(いしかわ ゆい)選手は、車いすバスケットボール界で注目を集める選手の一人です。
高い技術と精神力で国内外の大会で活躍しており、その将来が期待されています。
今回は、石川優衣 選手の大学や出身学校、障害クラス、そしてこれまでの輝かしい経歴について詳しく紹介していきます。
もくじ
石川 優衣(車いすバスケ)プロフィール
引用:スポーツ東京
名前 | 石川 優衣 (いしかわ・ゆい) |
生年月日 | 1996年11月11日 |
年齢 | 27 歳(2024年5月現在) |
出身地 | 福島県郡山市 |
ポジション | ガード |
クラス | 1.0 |
所属 | ELFIN 東京ファイターズB.C 東京都三鷹市役所 |
経歴 | <出身校> 都立三鷹高等学校 ⇒早稲田大学 |
石川優衣 選手の生まれは、福島県郡山市。
中学からは、東京都三鷹市で育ち、アスリートとして活躍しながら、三鷹市役所職員課の人事研修係の職員として働いています。
石川優衣の出身学校と大学!
出身大学は早稲田大学
石川優衣 選手の出身大学は、早稲田大学人間科学部です。
大学1年生から車いすバスケットボールを本格的にスタート。
関東を拠点に活動している車いすバスケ女子チーム「エルフィン」に加入しました。
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車いすバスケは、障害の程度に応じて公平に競技ができるように、障害クラスが決まっています。
また、障害クラスには、持ち点が設けられます。
障害が軽い選手は4.5、重ければ1.0です。
持ち点の合計が5人で14点と決まっているため、
シュートが打てるハイポインターとディフェンスを中心にプレーするローポインターの選手で試合を組み立てます。
石川優衣 選手は、障害の重いクラスにあたる、持ち点1.0。
障害が最も重い持ち点にあたり、腹筋や背筋を動かすことができません。
競技を始めた大学時代は、何でこんなことができないのだろう…と思い悩んだこともあったそうです。
…とはいえ、持ち前のメンタルの強さで、学業と車いすバスケを両立させ、
IWBF女子U25車いすバスケットボール世界選手権の日本代表に選ばれました。
高校は、都立三鷹高等学校を卒業
石川優衣 選手の出身高校は、都立三鷹高等学校です。
バスケットボール部に憧れていましたが、車いす生活のため諦めていたところ、
車いすバスケを紹介されたそうです。
…とはいえ、高校時代は吹奏楽部に所属。
スポーツを元々していたわけではありません。
全く違う分野から、車いすバスケットボールをスタートさせていますので、意思が強く、精神力の高さが分かります。
パリパラリンピックで見せた、「味方を生かす攻撃プレー」は、
吹奏楽での経験がスポーツ分野で活かされているのでしょう。
石川優衣が車いす生活になった原因
石川優衣 選手が、車いす生活になったのは、脊髄炎が原因です。
中学1年生の頃、体育の授業中に突然、体に激しい痛みが走り、病院に運ばれたそうです。
急に歩けなくなり、下半身不随となりました。
入院中は、特別支援学校に通いながら治療やリハビリを懸命に行っていたそうです。
石川優衣の車いすバスケ実績
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ローポインターながらもシュートが打てる選手なので、パラリンピックでの経験も多いだろうと思ったのですが、
意外にも、パリパラリンピックが初めての出場でした。
以下は、これまでの主要な大会と成績です。
- 2019:U25世界選手権 出場
- 2022: アジアオセアニアチャンピオンシップス 準優勝
- 2022: 世界選手権 7位
- 2022: アジアパラ競技大会 準優勝
- 2024: パリパラリンピック 出場
パリパラリンピックでは、車いす女子バスケ日本代表は、2008年以来、自力出場を果たしました。
パリパラリンピックに出場できた国は、
- イギリス
- オランダ
- アメリカ
- カナダ
- ドイツ
- スペイン
- 中国
- 日本
の8チームでした。
パラリンピック出場をかけた予選で、強豪オーストラリアを破った際、石川優衣 選手も大きく貢献しました。
パリパラリンピックでは、上位入賞はできませんでしたが、
日本の車いすバスケットボールのレベルが上がっているのが分かります。
まとめ:石川優衣 選手の車いすバスケ経歴について
✔ 出身大学は、早稲田大学
✔ 早稲田大学時代から、車いすバスケを始め、ローポインターの選手として活躍
✔ 背筋は動かせないようですが、シュートも打てる強靭な腕の筋肉がすごい
✔ 車いす生活になったのは、中学1年生で急に体が痛み、その日から歩けなくなった(脊髄炎)
障害スポーツの中でも車いすバスケは迫力もあり格闘技のような雰囲気もあります。
石川優衣 選手のさらなるレベルアップや活躍に注目していきましょう!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!